愚痴の連鎖を止める
人の悩みや愚痴はできるだけ聞いてあげたいとは思うのだけど、最近それがちょっと嫌になってきた。
感情を吐き出すことで少しでも楽になれば、と思っていたけど、毎日毎日同じような内容で、不満は減っていくどころか、ますます増えていくばかり。
これではこちらのストレスも溜まる一方だし、何も良い方向へ向かっていない。
愚痴や不満も、できるだけ
持たない、作らない、持ち込ませない
ことが大事なのかなと思う。
無意識なんだろうけど、
・不満を解消するための行動を取ろうともせず、いつまでも持ち続ける
・愚痴を作るようなことをわざわざやる
・嫌な気分になることをあえて取り入れる
など、意外と自分で選んでやってしまっていることがある。
まずは私自身がそれらをやらないように心がけよう。
そして、人の愚痴を聴くときは、
・聴けるときに聴く
・その人の立場で聴く
・自分が言いたいことは、本当にその人の為になるのか考える
相手には申し訳ないが、本来は私の仕事のパフォーマンスやコンディションを下げてまでやるべきことではない。
もっと近しい人、もっと傾聴が上手い人に聴いてもらったほうが良いことだってある。
また、つい口を出したくなったときは、
・体験談は「私の苦労もわかってよ。」という押しつけになっていないか
・「だったら〇〇すれば?」というアドバイスをするより、自分で気付いて決断するほうが行動につながる
例えば、ミニマリスト的な思考をはじめ、自分にとってすごく役に立ったものは、困っている人や興味がある人には積極的に教えてあげたいと思っている。
でもそれが全員にとっての最適解ではない。
望んでいない相手に押し付けても、お互いに不満を抱える結果になるだけ。
誰かの負の感情を軽くしたいときは、自分の余裕を見失わない範囲で、相手と一緒に感情の水汲み作業をおこなうことで、ほんの少しでも心が上向く手助けができれば、と思う。