ポジティブな「どうでもいい」
今朝、ツイッターで恋愛心理テストみたいなものが回ってきた。
いくつかの質問に答えて、あなたの恋愛タイプを診断しましょうっていうやつ。
なんとなく興味本位でやってみたら、「まずは自分探し!好きなことをやって自信を持とう!恋愛はひとまずお休み。」みたいな結果になった。
それを見て正直、「もうええわ。」と思った。
確かに、去年くらいまでだったら、ドンピシャで当たっていたかもしれない。
恋愛も含め、女性としての能力が低いことにすごく悩んでいた。
家族や、かつての恋人達との関係を振り返ってみたり。
メイクレッスンやエステ、高級ホテルのアフタヌーンティーに行ってみたり。
行きたい場所にもガンガン行ったし、やりたいこともやった。
もちろん仕事は相変わらず週6で続けたまま。
そしたら、あれほど悩んできたことが、最近どうでもよくなってきた。
もう悩むのには飽きたのである。
ずっと自分は何かをこじらせていて、それを解決できなきゃ人として女としてダメなんだって思ってたけれど、そもそも私は本当にこじらせていたのか?
単に、理系の専門職が仕事で、趣味がブログと一人旅の独身アラサーってだけだ。
仕事もプライベートも好きなことを一生懸命やって来たし、上手くいかないことがあっても、人のせいにはせず、自分で考えて、行動してきた。
もし結婚の有無だけで人としての歪みを指摘されるんだったら、それは世間の風潮のほうが間違っていると思う。
自己肯定感もはじめから低かったわけではない。
「○○じゃないとダメだ」みたいな変な煽りを鵜呑みにして、自分で自分の価値を下げ過ぎていただけ。
要するに、全て真面目に、周りの言うことを素直に受け止めて過ぎていたのだろう。
だけどもうそんなのはどうだっていい。
結婚相手も誰でもいい、と言ったら語弊があるけれど、私がこの人となら一緒に生きてみるのも面白そう、って思えばどこで何してる人だろうが関係ない。
今の私だったら、自分で人生を選択している限り、誰とどこで何しても、それなりに楽しく生きるだろう。
色々なことがどうでもよくなっちゃったけど、今日は偶然入った喫茶店のビーフシチューが美味しかった。
人生はそんなもので良いのかもしれない。