ネガティブを表現すること
自分の感情を言葉で表現するのが苦手だった。
そんな自分を変える方法の1つとして、このサブブログをはじめた。
ぼんやり思いつくままに書こうと決めているのだが、負の感情は書くのも話すのも未だに抵抗がある。
こんなことを書いたら、痛い奴だと思われるんじゃないか。
かわいそうな自分アピールをしている構ってちゃんだと笑われそう。
そんなに大したことないじゃないのに、心配されると申し訳ない。
そんな想いをぐるぐるさせながら、一文一文綴っている。
じゃあネガティブな事など書かなければいい。
楽しいことだけ書いたほうが読者も喜ぶんじゃないか。
そう思うことも多々ある。
だけど、「好き」を突き詰めるためには「嫌い」にもしっかりアンテナを働かせるべきだと最近気が付いた。
小さい頃から日記を書いてはいた。
でも、親のチェックが入るため、最後の文章は必ず「楽しかったです」か「面白かったです」で締めなければいけなかった。
食べると喉がイガイガするものも、着るとなんだかゴワゴワして気持ち悪い服も、見た目も動きも怖くてたまらないゴキブリも、「嫌い」「苦手」「近寄れない」などと言うと、「好き嫌いするな」「ワガママ言うな」「それくらいやれなくてどうする」と、怒鳴られたり叩かれたりしていた。
具合が悪くてしんどそうにしていても、「そんな顔するな」と、やっぱり怒られていた。
こうして、感受性はあっても人前では感情表現することが段々できなくなっていた。
今さら、親を恨もうとかは思わない。
いまから、人生をより良くしたいと思うだけだ。
幸いなことに、一人暮らしを始めてからは徐々に好きなことも増え、年々無邪気に振る舞えるようになってきた。
社交的な人から見ればまだまだだけど、これでもかなり人懐こくなったほうだ。
ネガティブな記事を書くことで、誰かの気分を下げるんじゃないかとか、優しい人から気にかけてもらえる度に罪悪感でいっぱいになったりとかする。
それでも、自分を解放するために、(公序良俗に反しない限り)どんな内容でも自由に表現していきたい。