ぼんにゃん日記

ぼんやりタイムに考えたことを綴るサブブログ

「目覚めたら腹筋一回」するようにしたら、部屋と身なりまで綺麗になった

 

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「ぼくたちは習慣で、できている。」を読んで、私も何か新たな習慣を身に付けたくなった。

 

 

 

ぼくたちは習慣で、できている。

ぼくたちは習慣で、できている。

我ながら単純だと思うが、素直で行動力があるということにしておこう。
 
さて何をしようかと考えたときに、思いついたのが「早朝ジム習慣化計画」であった。
 
ジムに通い始めて1ヶ月程になるが、仕事終わりに行くとめちゃくちゃ混んでいて、思うようにマシンが使えないのがストレスだった。
 
お前らどんだけ意識高いねん!
だったら出勤前に行ってやる!
 
そう思って時間割りを立てた。
 
5時半 起床
6-8時 ジム
8-20時 仕事
22時半 就寝
 
大学生の頃も、卒論のための実験機器の順番待ちが嫌で似たような生活を送っていたから、無謀なスケジュールだとは思わなかった。
 
よし、明日から頑張るぞ!と張り切ってアラームをセットした。
 
翌朝目覚めたのは5時37分だった。
その時点でテンションガタ落ち。
 
なんとか自分をなだめながらジムへ行ったものの、思ったよりも混んでいるどころか、夜よりもガチ勢のお兄さん達が独占していてなかなか使えなかった。
 
その上、寝起きはウォーミングアップにも時間がかかるし、いつも以上にウェイトが上がらない。
なのに、時間にはどんどん追われて落ち着かない。
 
仕事は仕事で急な残業が続き、帰宅するのは24時過ぎるようになった。
 
当然5時半に起きられる訳がない。
 
なんやねん、と思った。
 
理想通りにいかない自分に腹が立った。
 
こんなのが出来るなんて、毎日規則正しい生活が送れて、仮眠や食事の時間を自分で決められるような余裕があるときだけなんじゃないかと思った。
 
所詮社畜だの生活にゆとりがないだの言われている今の私には関係のない世界だったのだろうか。
 
でも、ここで諦めたらただの自己啓発ジプシーである。
 
働き方も生活習慣もジム通いも、自分で考えて自分で決めたことだ。
 
何かミスが起きたときは、人を責めるのではなく、システムを疑え。
 
そもそも自分への期待値が高すぎるし、不確定要素が強い仕事に対して柔軟な対応ができるスケジュールを組めていない。
 
そこで、目標を大幅に下方修正することにした。
 
「目覚めたら腹筋一回。」
 
アラームはギリギリ間に合う時間にしかかけないことにした。
 
眠いときは身体が休息を欲しているんだから、寝ればいい。
 
ただ、なんとなく覚醒してきたなと思ったら、ちょっとだけ上体を起こす。
 
この時点では目は開いていない。
 
一応クランチのつもりだが、本当に腹筋できているかは怪しい。
 
でも、1回やったら10回はやってみようかなという気になる。
 
ついでに肩や股関節もぐるぐる回してみる。
 
この辺りでようやく目が開く。
大体いつも6時半くらい。
 
目が開いたらとりあえず日光をみる。
 
頭はまだボーッとしてるので、コーヒー飲みながらなんとなくネットを眺める。
 
ちょっと身体が動くようになったら、簡単なお掃除。
 
あまり考えなくて済むように、今日は水曜日だから水回りをしよう、とか曜日ごとになんとなくやることを決める。
 
部屋が綺麗になったら、今度は自分のことに目が向く。
 
そういえば、足のネイルが剥げてきた。
靴下の毛玉がなんだか気になる。
よく見たらなんか微妙にムダ毛が残っているかも。
最近ちょっと手抜きだったから、今日はしっかり保湿しよう。
などなど、お洒落以前の地味な手入れをやっていく。
 
たぶん誰も気付かないだろうけど、当社比ではいくぶんか小綺麗になった気がする。
 
ここまでやってるといつもの時間になるので、普段通りに身支度して朝食。
 
出勤前のパワーナップも取り入れてみたけど、10分程の仮眠で深く寝過ぎて逆に辛くなったので、5分程度の瞑想をすることにした。
ちょうど雑念が消えた頃に終わるので、スッキリした気分で出勤することができる。
 
私が自分に課したのは、「目覚めたら腹筋一回」というルールだけだけど、結果的に部屋と身なりが綺麗になって、なんかゆとりのある朝時間を過ごせるようになってしまった。
 
ジム通いも、極力仕事が早く終わる日に行ったり、他のストレス要因を減らしたり、楽しみを増やすようにして、なんだかんだで続いている。
 
今まで「意識高くて、お金と時間に余裕がある人」のものだと思い込んでいた、早起き・掃除・身なりを整える・ジム通い・瞑想などが無理せず習慣化しつつあるのは、本当に不思議な感じだ。
 
全てが『ぼく習』のおかげだと思うとなんか悔しい気もするが(笑)、もう少しこの生活を楽しんでみようと思う。

 

ぼくたちは習慣で、できている。

ぼくたちは習慣で、できている。