一人旅してると男性に憧れる
一人旅が趣味とは言え、一応女性として色々気を配ってはいたりする。
ゲストハウスでは、値段が高くても女性専用や個室を選び、男女混合ドミトリーはなるべく避ける。
夜道は極力1人で歩かない。
多少遠回りでも、明るい大通りを選ぶ。
お酒は呑みすぎない。
など、挙げればキリがないくらい。
でも、正直それがつまんないなぁと思うときがある。
せっかく沖縄まで来たのに、コンビニで軽くお酒とおつまみを買って、個室で食べているときとか。
フラフラ夜道を歩いて、怪しげな居酒屋に入って、泡盛飲みまくって、安いドミトリーでパンツ一丁で爆睡できたら、きっとすんごい楽しいんだろうなぁ。
男性はこういうとき良いよなぁ、って。
まぁこれができるのは、男性のなかでもかなり上級者な気もするけど。
今でも充分、知らない人と朝まで飲み明かしたりとかしてるけど。
無茶なことができない分、周りの人の下心のない優しさが身に沁みたり、他の楽しみを見つけることができるから、実はそれでちょうどいいのかもしれない。
今回は、泡盛でベロベロになれなかった分、朝から豪華な海鮮汁を堪能したり、可愛いTシャツを買い漁ったりした。
一人旅をしていると、男性だけでなく、自由に動ける人たちにすごく憧れるけれど、「自分」という枠のなかで、時々ちょっと外れたりしながらも、できることを最大限に楽しみたい。