ぼんにゃん日記

ぼんやりタイムに考えたことを綴るサブブログ

物欲が掴めない人

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うちの職場では、誰かの誕生日には必ず個々でプレゼントを贈る風習がある。

 

とは言っても、そんなに気合が入っているものではなく、1000-3000円くらいでちょっと良いお菓子とか、文房具とか、おもしろ雑貨とかをあげてキャッキャする、学生の頃みたいな感じ。

 

プレゼントの内容がどうこうと言うより、何かを贈ったり受け取ったりするのを楽しむためのイベント。

 

ところが、私の誕生日のときだけはちょっと事情が違ってて。

 

「にゃんすさんは何が欲しいのか全然分からないので、教えてください!」

と、ほぼ全員から個別に相談されてしまったのだ。

 

私ってそんなに掴めない人なのかな?

 

確かに、職場で公言こそしていないものの、ミニマリストで。

 

あんまりアレ欲しいコレ欲しいとか言わないし、社員旅行とか行っても荷物めちゃくちゃ少ないし、お土産もほとんど買わないんだけと。

 

でも、綺麗なもの可愛いもの面白いものは大好きだし、お菓子やコーヒーなどの嗜好品も摂るし、本・動物・旅など趣味も幅広い。

 

むしろミニマリストにしてはコレ!っていうこだわりがない雑食系でつまんないんじゃないかと思っていたり。

 

でも同僚たちから見ると、

・欲しいモノがあまりなさそうだし、あれば自分で買ってそう

・好みが独特(玄米食とか五本指ソックスとか)

・趣味が幅広すぎて逆に掴めない(ブログとツイッターのおかげで、たまに妙なところでやたら詳しい)

と、「この人に一体何をあげたら喜ぶのか分からん!」という印象らしい。

 

それもなんか申し訳ないな、と。

 

私自身、ミニマリスト相手に何かあげるときは内心ドキドキしているので、気持ちは分かる。

 

結局、同僚たちにはそれぞれ「ご飯のおかずになりそうな缶詰をください!」とか、「カフェラテに合うコーヒー豆を!」とか、「おすすめ入浴剤!」とかジャンルを指定しておいた。

 

無用なモノを持たないのも、自分なりのこだわりがあるのも良いんだけど、「人の厚意を受け取る余裕がない人」と思われるのもどうなんだろうと思った誕生月だった。